撮影可、芳香有。


茶葉を固めてから発酵させてつくるプーアール茶を1立方メートル、重さ1トンにして圧縮した『1トンのお茶』(よい香り。他に『お茶の家』もあった)。他にも中国の伝統的なテーブルをそのサイズで作ってびっしり並べた『1立方メートルのテーブル』やら、直径1メートルの陶器の椀が淡水パールで満たされている『1杯の真珠』やら。

ぎっちり。

「永久」ブランド自転車を組み立てた『フォーエバー』。これまたぎっしりっていうかしっかりっていうか。

たぶん、とっても理屈っぽい人です(でも、いやだからこそ?表現が分かりやすい)。会場のあちこちにこのようなお言葉が。ふふ。

下に置いてあるのは、清時代の椅子(座れるよ)。『童話‐椅子』という作品はこれが1001脚並んでた。びっちり。

北京五輪の鳥の巣プロジェクトの片割れ、建築の人でもあります(やっぱり模型萌えな私。あとこういうところの無表情な監視員も好き。腰掛けている椅子は『童話‐椅子』と同じもの)。

作家:アイ・ウェイウェイ この記事の写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。